MakerFaireTokyo2025

MakerFaireTokyo2025に参加してきました!
展示詳細はこちら

参加経緯

もともと友人と作成したピアノ(キーボード)を演奏するロボットがあったので、そのロボットを展示しようと思い、応募しました。 なぜピアノを演奏するロボットがあるのかというと、先日、友人の結婚式があり、その余興で自作のロボットによるピアノ演奏を披露したからです。
この作成したピアノ演奏ロボットについては別で詳しく記事を書こうと思いますので今回は主にMFTに参加したことについて書きます。

応募の結果、無事審査を通過することができ、演奏ロボットをアップデートして展示することにしました。

準備

MFT参加のために、回路を大幅にアップデートしました。それに伴い、機構も設計を修正し、交換が必要な部分は交換して組み直しました。
私以外のメンバーは1週間後に別の大会が控えており、時間がない中の改良となりましたが、なんとか本番前に改良を終えることが出来ました。
あとは梱包して当日すぐに運搬できるようにしておきます。

当日

当日は開場の30分くらい前につきました。
分解などはせずそのまま梱包して運搬したので基本的に当日の組み立てなどの作業はない想定でしたが、配線や配置などの作業は発生するので準備完了は開場ギリギリでした。 展示中に配置は少しずつ調整することはあったものの、無事に展示開始をすることが出来ました。

展示自体はソレノイドでピアノの鍵盤を叩いて演奏するという、見たら何をやっているかわかりやすいこともあってか、多くの人が足を止めて見てくれたように思います。
Makerのイベントということもあってか、具体的な回路構成などに興味を持ってくれる方も多かったです。 本体の回路は外からは見えないようになっていましたが、アップデート前の回路や予備の回路を横に並べておき、詳しく知りたい人に向けてはこれを活用して説明しました。

また、仕組みや工夫点を簡単に記載したWebページを作成し、タブレットPCで表示しておきました。 これも詳しく知りたい人が見ていたり、説明の補助的な資料に使えたりして良かったかなと思います。
当日使用したWebページはこちら に公開しています。 突貫で作ったのとFHD全画面を想定して作っているのでそれ以外の環境では表示が崩れてしましますが…

1日目は一般参加者の退出後、出展者限定の交流会もありました。我々は複数人で出しているので交代で他の展示も見に行けますが、自分の展示の説明のために他の展示を見ている暇が無い人も少なくないかと思いますので、このような機会があるのは良いなと思いました。次の日に備えて早めに帰る人もいるので全ての展示が見れたわけではないですが、人が少ない状態でいろいろな展示が見れて楽しかったです。

2日間の展示で、ずっと同じ曲ばかり演奏していると特定のソレノイドが熱くなったりして少し不安になることもありましたが、故障などはなく無事に展示を終えることができました。

感想

MakerFaireは何度も行ったことはありましたが、展示側として参加したのは初めてでした。
自分の作ったものをたくさんの人に見てもらえるというのは良いですね。

来てくれた人の中には似たようなものを昔作ったという人や、同じようなものを作りたいから参考にしたいという人もいて、Maker同士の交流の場であることを改めて実感しました。 また、X(Twitter)で動画を投稿してくれたり、感想を述べてくれている人もいて、ありがたい限りです。
いくつかのメディアには取り上げられて紹介されていました。ここまで各所で取り上げられるとは思っていなかったので、少し驚きもあります。 暫く会ってなかった知り合いに久しぶりにあったり、わざわざ見に来てくれた知人もいて、充実した2日間になりました。

来年も出来れば、何か作って出したいなと思います。